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April 14, 2007

You are the story I've been told

早起きもしたし。

途中でお腹が空かないように、はちみつヨーグルトなんて乙女な食物も摂取したし。
歯磨き洗顔、日焼け止めもバッチリ。お洋服はカラーコーディネートして、春だからバッグも換えて。

思えば、「Doom」からだから、約2年ほど、カールには劇場で会ってないわけなのよね。2年!! こりゃすごいわ。「指輪」では毎年会ってたわけだしね。
うわー、緊張するわー。

しかも、こいつと来たらもう、1年近くも公開を待たされてて、ずっとずっと、そうよ、去年のCCIから待って…。とっても辛かったわ。マジで辛かったわ。配給元に呪いのメールを出そうかと思い詰めるほどに。

その上、アジア圏の方が先に公開と来た日には。
わたしの悲しみは頂点だったわよ。アマンに逝きそうだったわよ。本当よっ。

それが、それがようやっと観られるわけなのね。

一般の民はどうせ「Doom」 の主役がカールだってことすら忘れてるし、っつーか知らねえし、言ってみればこれこそがカールのハリウッドデビュー作。うん、紛う方なき主役だもの。一番最初にクレジットされてるんだもの。

ああ、思えば長い道のりだったわ。
ヤツの「自らがブロンドになるのが好き」という異常性癖に振り回されたり、各地のプレミアでご披露してくださる、セレブとは180度どころか270度、しかも三次元的な方向は明後日、みたいな特殊なファッションにも、ずいぶんと悩まされたものよ。

でもいいの、これでカールもようやく、ワンランクアップよね。これを機会に、少しはマシな服装をするようになって欲しいものね。

ああ、嬉しいわ。…っつーか、どう見てもトゥーリンにしか見えねえよな、アレ。最高。

じゃ、そろそろ行って来ます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
……あ、どうも。

えーっと、今、よいこデータベースの写真集とか、自分で集めた2GBになろうかという画像を見てるんですよ。

ああ、何かね、今日観たモノ、どうもヘンだったんで。
いや、ヘンっていうか……もしかしてわたし、カールへの愛が冷めたのかと思って。

おかしいのよ。

だって、半裸の逆ミューズが目の前に居るってのに、わたしは殆ど心が揺れないんだもの。
おかしいでしょ、いつもはもう、台詞があろうがなかろうが、ずぅっと、それこそ画面の隅から隅までカールの姿を追ってるはずなのに。

追ってはいるのよ。でもね、ときめかねえんだ、これが。
2回くらいときめいたんだけど、何か、盛り上がりに欠けんだよな。

何かさ、寸止めされてる感じなの。

「きぃいいいぃいいぃいいぃぃ、カッコヨス!!!!!!!!!!!!! 
 カッコヨス!!!!!!!!!!!!! 
 カッコヨス!!!!!!!!!!!!! 
 カッコヨス!!!!!!!!!!!!! 
 カッコヨス!!!!!!!!!!!!!」

…ってなる予定だったのに。ならねえんだこれが。

だからね、自分の中のカールへの愛が、遂に冷めたのかと思ったわけ。

違う、違うのよ。
だって、画像を見てる分には萌え萌えなんですもの。

もうね、むんたんにすら萌えに萌えられるのよ、わたし。
最早シーザーなんか当たり前、ヴァーたんだろうがハリーたんだろうが、ドンと来いよ。ポールも可愛い。ロブたんだって大丈夫。クソなのはあの監督の頭の中であって、ロブたんは何も悪くないんだから。
中でも一番、エクスタシーなのは、やっぱりエオメルだけどね。ああ、高貴すぎる。好きすぎる。

でも、今日はダメだったの。
スんドめだったの。……逝きつかなかったの。


いやー、久々に金払ってクソ映画観たわ。

「エレクトラ」以来のバカ映画だわ。
これだったら「Doom」の方がマシだよマジで。いや、もっと言うなら「アマゾン・ハイ」の方がマシだわ。これをもう一度観るくらいなら、わたしは「リディック」をもう一度観るね。「Doom」でもいいよ。

ツッコミどころが満載なご都合主義ストーリーに加えて、映像がどうしょうもない。
暗部がブッつぶれてるから、カールの顔が汚らしくしか見えないのが最悪。汚キャラだけどカッコイイ、んじゃなくて、カールの良さが全く出てない。スチルで観た時の、あの超俗的な雰囲気は何もなくて、単に暗くてざらざらしてるだけの粗悪な絵づら。

カールが勿体ないとしか言い様がない。
児戯に等しい効果で、わたしの美神は魅力半減どころか8割減だったわよ。
やってくれた喃。今すぐ死の流星を食らわせたいわ。

とにかく奥行きのない色合いに単調なCGと構図。
構図とカメラの動きが悪いせいで殺陣のシーンは何やってんだかちっともわかんないから、いつの間にか敵がいなくなってるようにしか見えない。緊張感とカタルシスのない、冗長な戦いぶりが中だるみを作ってるゆえ、本来は短い尺なのに倍くらいに感じる。とにかくメリハリがなくてつまらない。

その上、キャラの造形が薄っぺらくて誰にも感情移入できないし、敵にすら恐怖や怒りを感じることが不可能なほどに底が浅い。
特に、主人公たるゴーストのキャラ造形が全くと言っていいほど出来てない。かれが何に対して苦悩し、何を打破したいと考えているのかが全く伝わって来なかった。
かれが何故「ゴースト」という名前なのか、そこまで突っ込めばキャラ作りなんか簡単でしょうに。

わたしはシノプシスを知ってるから、物語を作る人のセンスでもって、先読みや想像でそこの不足分を補うけども、そんな苦行を強いられるキャラを、単純にカッコイイと思えるはずもないわけで。

感情移入できないがゆえに、主人公に大いなる影響を与える「パスファインダー」、タイトルと同じ名前を持つ「偉大なシャーマン」が八つ裂きにされる場面ですら、嘘くさいとしか感じられない。本当はここで泣くべきなんでしょうけど、こんな嘘くさい盛り上げ方で泣かすのなんか無理です。
これはもう、ストーリー上では致命的なミス。
それがわからないって、どんだけセンスが悪いわけ。

そんな、美しくもない映像に上っ面のヒューマニズムとご都合主義で切り貼りしたストーリーが乗っかった状態なんか、カール一人が背負えるわけもない。

カールはそこまでの演技達者ではないからね。

台詞が殆どなくて、かれの魅力である声が使われないのもバカすぎる。
何もわかっちゃない。
ほんっとうに、わかってない。

実はわたしはとある縁で「The Privateers(パイロット版だけで終わっている、カールの主演作)」の脚本を全読みしたことがあるんだけど、キャプテン・アランの方が、TVドラマ向けとはいえ、遙かにマシなキャラになってたよ。

ほんっとうに、どうしょうもない。
わたしと旦那が「ここはこうでないと」というのを軽くディスカッションしただけでも相当にマシな話になることがわかったから、作り直して差し上げたいくらい。
「300」に抗議が来るくらいなら、こいつにだって北欧人から抗議があったっておかしくないよ。ギリギリ回避してるつもりだろうけど、穴だらけだよ、イロイロとね。

脚本がアホだと思ってた「ゴースト・シップ」や「Doom」よりアホな話があったとは。怒るというよりはもう、どうしてこんなものに金を出すヤツがいるのかと、そっちが気になるわ。
あまりのことに、もしかして、わたしは脚本家っていうか、原案を考える人になれるのではと思ってしまうよ(笑)

あーもうっ。

うん、わたしはカールへの愛が冷めたわけじゃないね。
だって「わたしだったらもっと上手く使ってやる」って思ってるもん。

わたしがカールをモデルにしてるキャラは2人いるけど(トゥーリンとキース)、どっちもこんなバカな使い方はしないよ。マジで誓うわ。
あのクソ監督は、究極のアーバニストたるわたしを怒らせたね。さっきまで脱力してたけど、文章にして整理してみると、改めて怒りが湧いてくるわ。マジで悔しいわ。あんなええモン使ってるくせに、どうしてあんなクソみたいなモンしか作れねえんだと。ああ、腹立つわ。

わたしは、ああはなりませんわよ。覚えておおきっ!!!
ムキぃいいぃい!!!!!!


あ、カール、あなたは、悲しみの演技というのをマスターしなさいね。
出来なさすぎです。悲しい目、というのを出来るようになってください。そう、あの、アラゴルンに食ってかかるボロミアのような目です。
それが出来ないと、第二次大戦の英雄って無理だと思うよ。

つーか、もしかして、あれも脚本がバカなせいなの?
エオメルのケモノ泣きは悲しそうだったからなあ。脚本が悪いってコトなの?
もしもそうだったら、ますます腹が立つわ…。

でも、母親が死んだのを知った時のあの、忍び泣きにはかなりキました。

あれが最大の萌えだったな。
トゥーリンも、一人きりでこんな風に泣くんだろうな、って思って。ああ。可愛いかった。萌えた。
わたしの中のベレグが祭りになってた(笑)

あとね、脚本読んでから出演しなさい…。二度と出るな、バカ映画にっ!!!!!
B級でもいい、だが、ちゃんと作ってあるのにしろ!!!!!!!!!


じゃ、この週末は口直しに「300」のIMAX版観てくるわ。
スパルタ軍で口直ししてくる。でないとこの怒りは収まらない。

Posted by: Bliss Appledore | [Saturday] April 14, 2007 -- 00:47 |

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