■さて、聴きましたよ、「Year Zero」。
んんーーーーー、これは…何て言ったらいいんだろうなあ。
音楽……というものではないような気がする。
いや、音楽は音楽なんだけど、うーん、音を使った作品、という感じで、世間一般の「音楽」の規定からは半歩くらい外れているような。
確かにメロディはあるんだけど…それを聴かせるという類のものではなくて…むしろ、内容を理解させるためのリズム、そんな感じ。あんまりメロディックな曲がないからなのかも知れないけど(しかしながら、メロディックな曲の完成度は非常に高い)、これはもう、リスニングパーティなんかでガンガンかける意味が全くないものだと思う。
むしろ、イヤホンした状態で、みっちりと向かい合うのが一番合ってるんじゃないかと。
何でリスニングパーティなんかやったんだろう。全く向いてないと思うね。
こんなものをざわついた場所で流された上、隣でおしゃべりなんかされた日には、苛立ちのあまりその人をブン殴ってしまいそう。いや、そのシチュなら間違いなく「うるせえ、聴かないんなら帰れ」くらいは言ってしまったはず。
■今までもかなり「語られてる」という感じだったのだけど、今回のはもっと近くて、それこそ「訴えられてる」というのに近い。
3曲目あたりからだと思うけど、歌詞が気になっていつの間にかブックレットを同時進行で読んでいたし…。訴えられてる、という衝動が伝わるせいか「何を言っているの?」というのが、とても気になったんだと思う。音にたゆたってるだけじゃ我慢できなくなって、確かめないといられなくなった。
わたしが初回にブックレットを開くのはとても珍しい。
そういえば、奴は「歌詞が大事なんだ」と繰り返し言っていたっけ。
しかも「lyric」 ではなくて「rhyme」という言い方で。
確かに、韻を踏んでいる部分がいつもよりもずっと多い。
もしも奴に「歌詞に目を向けさせる」という意図があったなら、それは成功していると思う。
正直、ものすごく気になる。読まずにはいられない。
聴いただけで全部がわかるネイティブが羨ましいけど、文字で追ってみるのも悪くはない。その分、耳と頭が真剣に追っていくから。
終末思想のアルバムだなどと勘違いをしてる人がいるなら、歌詞をちゃんと読んでみた方がいい。事実の羅列としての終末の表現はあるけれども、奴が言いたいのはそのことではなくて、その先のこと。それを踏まえた上で「キミはどうする?」とかれは言っている。
「Right Where it Belongs」 でもそうだった。
「キミはなにものにも左右されることはない、キミはこのまやかしに棲むことも出来るし、信じるものを自分で選ぶことも出来る」と、奴は歌っている。
今回、奴はずっと「気がついてくれ」「知ってくれ」と訴えている。
そして、それらには全部「自分で」というのがつく。
相変わらず、奴は人間が嫌いで好きなんだと思う。
この世界のことも同じに、嫌いで好きなんだと思う。
そして、奴はやっぱり自分以外のことも、信じているんだと思う。
なぜなら、言葉が決して、自分の内側に在るものを壊すようには流れていない。
わたしはそれを知ってとても嬉しい。
■わたしがやっていることは、奴が今やっていることと、何の接点もない。
わたしの作品には何の社会性もないし、そもそも、刃を持った人物がこちらに向かって構えている絵を描くような女が反戦アートなんか作ったところで、底が浅いものにしかならないし。
反対か賛成かと言われれば、もちろん反対に決まっている。
でも、わたしがそれを自分のレベルでやっていくのならば、絵はその手段として選ばない。
何故なら、わたしがわたしの絵に載せるべきメッセージはそれではない…と思うから。
わたしが伝えるべきものが何であるのかは、自分でも朧気にしかわからないけども、「それ」ではないことは確か。
だから、わたしは今年も、自分のサイトをアーミーグリーンにしたりはしない。
異口同音に賛同することだけが、道ではないから。わたしにはわたしのやり方がある。
■CoHももちろん購入済み。文字が大きめなので、思ったより速く読了出来るかも。
今、フーリンの章を読破中。お父ちゃん、ちょっぴりチビちゃんだったのね(笑)
お好きな台詞が全部、ちゃんとあることは確認済み。
そうそう、そうこなくては、読む意味がない。
■つまみ読みをした際、「トゥーリンは不器用」というくだりをウッカリと読んでしまい、既に萌えが止まらない。不器用な上に癇癪持ちで寂しがりだなんて。きっと感情表現も不器用に違いない。ああ、好きだ。
が、しかし、よく考えてみたら「エルフの目から見たら不器用」ということなのでは…。エルフ的見地から判断したら、どんな人間も「不器用」の範囲に入ると思う。たぶん。
■「はじめに」のところで、トゥーリンは教授にとってとっても大事なキャラで…ということが書いてあったけど、教授にとって一番大事なキャラはベレン=アラゴルンだと思う。そして、ルーシアン=アルウェン。なんてったって、本人とその妻なんだから。
が、その割りにはルーシアンもアルウェンも微妙に不幸な結末を迎えているのが気になると言えば気になる。特にアルウェン。
■流れ的にはUTの話と、シルマリルの「トゥーリン話」を上手くつないだものになってる。トゥーリンの子供時代の話もあり。
女どもの章は、正直、要らないんだけど、読まねばならん。ああ、ツラい。
しかし、シルマリルが映画化するかも知れないって、それはどんな冗談なんだろう。
まあ、まだ噂なんだけど…普通の人が観てあの話を理解するには、相当に脚本を練らなくてはならないはず。固有名詞の羅列による致死率が高いので。
■今日はふと、己を振り返って反省。
もっと時間を有効に使わなくては。ここしばらく、裏家業の多忙にかまけていたせいか、ちょっと色々とたるんでる気がする。うーん、気持ちを引き締めて行かなくては!
落選者多数でガクブルだった、ドラコンの審査にも受かりましたしね。オメデトウ。
がんばるよ!!!!!!

