■今日は夕方以降が涼しくなったので、夜間は快適にかもせました。
昼間はライトの真下で作業していたこともあり、やっぱり汗水たらしてましたけど。
今回も毎日、プロセス写真を撮っていますが、どうも最初の3〜4日っていうのは殆ど変わりがないように見えますね。これはわたしが「人物の顔だけ先に仕上げる」というクセを持っているためだと思います。
人物の顔が8割方仕上がらないと、他の部分を塗り始めないからでして。
いやーー、だって、顔が上手く行くと、すごく安心して残りを進められるんですもの…。わたしは顔に執着する絵描きなんですよ…。
その他にも、アクセサリーなどの小物を先に塗るようにしているので、そのせいもあるかも知れません。つまり、細かいところばかり描いているので、全体からすると進んでるんだか進んでないんだかわからない…という感じになるようです。
この後は魔王様とキトリさんの服を7割くらい仕上げたら、ふたりのうしろに居る「モノ」を塗ろうと思っているので、ドラスティックな変化は明後日くらいになりそうです。
たぶん、予定している期日には仕上がるでしょう。
今日はキトリさんの顔にも、コバルトブルー&チャコールグレーの青っぽい影を入れたのですが、チビちゃんを描いた時より上手く出来ました。これを失敗しなかったので、今回はたぶん上手く行くと思います。
同時にキトリさんの真っ白なまつげやメガネを描いて、ちょっとご満悦。
魔王様のメガネは色レンズにしようかなあと思ってたんですが、結局、普通のメガネにしました。ハイライトを入れずに目を塗ったので、結構、コワい顔です(笑)
まあ、魔王なんだし。いいじゃん。
■旦那に「急に上手くなってるけど何で?」と訊かれましたが……自分でもよくわかりません。
また一段、階段を上ったってことでしょうか。
しばらく前から、よく観察する、というのを心がけているからかな?
目にするものは何でも、人でもモノでも他の人の絵でも、とにかくじーーーーーっと見るようにしてます。そして、出来るだけ記憶するように。
あと、今回は前回に課した課題を更によりよく守るようにしています。
その課題とは「絶対に2回以上塗り重ねない」、です。重ね塗りをしないことになるので、自ずと、色の調合は精密に、陰影の付け方は大胆になってくるのです。それらがよい方向に行っているということなのでしょう。
カラースタディとシャドウスタディを緻密にやる意味は、ここで生きてますね。
■昨日のエントリで、漫画家で人種を描き分けられる人は稀だ、と言いましたが、すぎむらさん以外にも見つけましたよ。山田芳裕さんと、中山昌亮さん。
山田さんは「ジャイアント」のカマーチョがお見事でした。ああいうラテンのあんちゃん、いますよ…その辺に。「へうげもの」での弥助の描写もよかったです。
中山さんはやっぱり「オフィス北極星」。舞台がニューヨークなだけに、人種の描き分けが出来なかったら、作品そのものが成り立たないですもんね。
サムのネイティブ・アメリカンの血を引いているルックス、シャーの中近東系、バーバラ、ベジタリアンズ、そしてクラヴィスのコーカシアンと、どれもお見事です。あと、リェン(=サムの友達の東南アジア系の女の子)も。
脇役で出て来るラテンのおっちゃんとか、ブラックのおばちゃんもよかったですねえ。
ちなみにわたしはボブの大ファンです…(笑)
ただし、中山さんの場合は主役系の日本人が日本人に見えにくいです(笑)
オッサンやオバサン系の日本人はとってもお上手ですけどね。若いキャラでも、ドクター・ノグチなんかはちゃんと日本人だったんですけど…(見ようによっては中国人にも見えるけどね)。
あの最後のアシスタント(マリア)は最悪でしたけどね…あんまりにひどいんで、そこだけ単行本買ってません。わたしが一番好きなのは3巻の「ドクター・アラモ」です。バーバラの弁論シーン(聖書を例えに出すアレ)で、必ず泣いちゃうんですよ…。うますぎるよな。
クラヴィスのおじいさんの話も結構、キます。ゴーのキメ台詞がたまらん。
ホントに面白い作品なんですけど、最後だけ最悪でした…。
同じ原作者の作品でも、赤名さん(「勇午」)は人種の描き分けが出来てないですね…。コーカシアンはまあまあですが、他がイマイチかな。でも、インド編まではすごく好きです。
■明日は用事があるので、昼間ちょっとマンハッタンに行って来ます。
戻ったらもちろん、かもしますよ。バリバリ(死語)と。
かもしまくれーーーー おーーー うおーーーーー

