
5日目終了時です。
この日も日中に撮影したらしく、下方が青っぽくなってます。
魔王様の「服」をかもし続けております…かもしていてちょっとトリップしかけたのはヒミツ。
これにて魔王様の「服」はほぼ終了。後日「刃」になっている部分の先に赤を塗り足しました。真っ黒な部分を塗り足したので、昨日指摘してあった、チャコールグレーを最暗部にした部分(向かって左下の足もとのあたり)がわかるようになりました。
また、右手の「流れ」になっている周辺、このあたりが今回は一番良く描けてますね。
この日は赤同様、差し色であるグリーンを使って、キトリの服を完成させました。
浮かんでいるんだけど静止している、という状態にしたかったのと、キトリがかなり痩身なのに対して服が大きい(=弱そう)、という感じを出したかったので、パンツをかなりよじって描きました。
わたしはどうも、チューブから出した緑を使うと上手く行かないことが多いので(鮮やか過ぎて絵にマッチしないのです)、いつもグリーンは青と黄色で混色して作ります。
このグリーンは、ウィンザー&ニュートンのプルシアンブルーとニューガンボージの混色です。緑っぽいのと黄緑っぽいのの2色を作り、緑っぽい方にチャコールグレーを加えたものを最暗部にしています。
ガンボージはキトリのTシャツと魔王様の「服」と下半身の部分にも使ってあるので、これをキーカラーにすると、全体に色合いが整うからです。
そういえば、ベージュ系もチューブからそのままでは塗らない色になりました(以前は茶系を薄めて使っていました)。ニューガンボージ、ペイレーンマルーン、フレンチウルトラマリンの3色を混ぜて使います。キトリのTシャツはペイレーンマルーンが強く、魔王様のトラウザーとブーツはペイレーンマルーンが控えめです。
フレンチウルトラマリンが入っているので、薄い色合いにも関わらず、乾いた際に絵の具のざらつき(恐らくは粒子の大きさの違いによるもの)が出るので、原画の風合いが面白くなります。
これぞアナログ水彩の面白さと言えますね。
さて、いよいよ後ろの馬頭の作画に入ります。ここでぐっと絵が変わりますよ。
ほんじゃ、また明日。
■えーっと、新刊用のメモ。
っていうか「しんかん」って変換したら、第一候補が「神官」なんですけど、どんだけ頭がイカれてんのかと。わあああああ、わたしの脳内には何がいるんだぁああぁ。<かきかき虫です。
現在までで揃ってないもの
・邪眼は月輪に飛ぶ
・新暗行御史 16
・新暗行御史 外伝
・ディアスポリス 3&4
・蛮勇引力 3&4
6月発売分神官…じゃねえ新刊
・紅壁虎 4(6/19)
・覚悟のススメ<完全版> 4(6/20)
・もやしもん 5(6/22)
7月発売分新刊
・覚悟のススメ<完全版> 5(7/20)
・ヒストリエ 4(7/23)
・バガボンド 26(7/23)
・海獣の子供 1&2(7/30)
メモ
「イリヤッド」7月末に15で完結、「ダブル・フェイス」7月末に13刊行。
「ギャラリー・フェイク」文庫版刊行再開中、7月で20まで発売。「大阪豆ごはん」文庫刊行再開中。
ちなみに「海獣の子供」は五十嵐大介の最新作ですよ、盟友よ。貴様も買え。買うのだ。
■「からくり」は現在25まで揃えました。
ものすげえいいところで終わってるのでので、悶絶の日々。
…少年ギイの「わかったよ ママン」の台詞のバックに顔なし&黒い翼を背負った、悪魔のごときオリンピアが…ああ、カッチョヨス。だって、ギイの「200体破壊者」の伝説が26で出てくるみたいなんだもん。あんなに若いのに作った伝説だったわけ?
すごすぎる。ああ、ますます好きになりそう。
いや、現時点で既にかなりメロメロなのだが…絵に描いたようなツンデレぶりがたまらない…。もしかしてわたしはツンデレ好きなのだろうか…。
確か、アンジーがこんな性格だったような気が……あああ、そっくりすぎ。母親に捨てられてるところまで…。同じく銀髪だし(ギイのは後天的な銀髪だが)…ギイ萌えの原点は貴様か、アンジー。恐ろしい…三つ子の魂百までの見本のようだ…。
だって、アンジーはわたしの年齢がひと桁の頃、初めて夢中になったキャラなんだもの…。あんまりにも好きすぎて、絵にも描けなかったくらいなんだぜ。
グレアム、マックス、サーニンはよく描いた。マックスは特に上手かったです。
■「からくり」はネタバレ禁止にしてあるんで、先のストーリーを知らないんだけど(本当に調べてない…検索で引っかかっても断固として読まないぜ)、現時点で疑問がいくつかある…。
以下、長いよ。暇な時じゃないと読んだらダメだよ。
もしも答えを知ってる人がいても、わたしに教えたらダメだから。
・真夜中のサーカスの団長=フランシーヌ人形のことをナルミに尋ねられた時のギイの回答「すんでのところで取り逃がした」の意味は?
これって、ギイがフランシーヌ人形が井戸のアクア・ウィタエに溶けてしまったことを知らないのか(井戸で消えてなくなってしまえば「行方不明」としか思えないし)、それとも、フランシーヌ人形の具体的な消滅を知っているが、それを隠す必要があるのか、そのどっちなんだろう?
・フランシーヌ人形があのアクア・ウィタエに溶けてしまったことが、エレオノールが「しろがね」になったきっかけ(=あのアクア・ウィタエにエレオノールが浸かってしまう)?
だとしたら、どうして父である正二とはあんな年齢まで離れていたのだろうか?
26のチラ見せで、少女になったエレオノールと正二が例の台詞「勝という子を守ってごらん」を交わすらしいシーンがあるが、、時代を考慮するに、勝はまだ存在しないのでは…。
制作年を基準に考慮するに、勝の生年は1980年後半のはず。
エレオノールが生まれたのが1910年、あの少女姿のエレオノールはどう見ても10〜12歳くらい…しろがね年齢で換算しても、あのサーカス(というより縁日?)のシーンは1960〜1970年ってことになる。勝はまだ生まれていないと思うんだけど…とすると、勝は預言された存在?
また、勝救出劇の際、エレベーター内でエレオノール自身が「幼い頃にキュベロンの屋敷に幽閉されていた」とナルミに語っている(この時のエレオノールはショートヘア)が、後の巻ではある程度まではギイと一緒に人形破壊の旅をしていた(汽車に乗っているシーンなど、この時は既に髪が長く、アンジェリーナくらいある)…このあたりの整合性はどうなるのだろうか?
つまり、黒賀村事件の後でキュベロンに引き取られ、キュベロンから一時出てギイと行動し、再度戻った(髪の長い少女のエレオノールが、三婆に人形繰りを習うシーンがある)?
・また、この場合、「しろがね」=元ゾナハ病の罹患者という図式が当てはまらなくなるのだけど(当時のエレオノールはゾナハ病に感染していないはず)、このことはエレオノールに何か特殊な能力をもたらすのだろうか?
エレオノールが自分を「生まれながらの人形遣い」と言っていたのは、確かに当たっているけど。
あ、よく考えてみたら、 正二もまたそう(ゾナハ病に罹患していないのに「しろがね」になった)か。うーん。今のところ正二は特別に何か持っているというわけでもなさそうな…体が半分以上ぶっとんでも生きているのは凄まじいが(笑)
・フランシーヌ人形は最後の最後で笑うことが出来て人間になった=心を持った、という描写になっているので、あのアクア・ウィタエにはフランシーヌ人形と、かの女の髪の毛に使われていたフランシーヌ(オリジナル)の記憶が溶けていることになる?
そのアクア・ウィタエによってエレオノールが「しろがね」になったのなら、エレオノールは二人のフランシーヌの記憶を持つ、しかしながら唯一、白銀の記憶を持たない「しろがね」ってことになるのかな。正確には「しろがね」じゃないわけだ(白銀の記憶を持ってないから)。
だからこそ、キュベロンであれだけ訓練される必要があった…ということなのだろうか。
ルシールの説明に寄れば、知識の一部として人形繰りの技術も「流れ込む」はずなので、あそこまで訓練する必要もないと思うんだけど。
あ、そうすると、もしもエレオノールがフランシーヌ(オリジナル)の白銀の記憶を持っている場合、ナルミとは運命の恋人ってわけで、そうなると、フランシーヌ(オリジナル)の最期の台詞が生きてくるのか…。おお、スゲー。
でもって、フランシーヌ人形の記憶をも持っているとすると、未だ生きているらしい白金との関係も複雑に…うーん。
・ディーン・メーストル(貞義)はもしかして、記憶を転送した白金?
あと、フェイスレスもちょっとくさい…。
あの流れからすると、22では「フェイスレス=正二」かと思ってびっくりした(だって、顔が似てるんだもん…)。でも、正二は貞義を高速道路で追い詰めた時にああなってるそうだし、フェイスレスは四肢がほとんど砕けてしまってたので「フェイスレス=正二」は違うと思っていいんだろう。
フェイスレスの顔が変化する(正確に言うと「伸びる」)ところが……ディーンとの関係をそこはかとなく示しているような気がするので、「くさい」。しかもあのしろがね犬が残ったところが…。あと、ルシールの台詞。
もしも本当にそうなら、正二の老け役をやっていたディーンが、正体を隠すために正二の顔を借りた、もしくはディーンの老け顔がそもそも正二に似ている、と考えると不自然じゃない。
あのフェイスレスの昔話も、形を変えると白金の過去そのものになるし。妻を奪ったオートマータ=兄ってことになるのかな。
・ギイのロケットって、もしかして写真が二つ入るの?
だって、ルシールが開けて見てるけど何も言わないし…もしもあれがアンジェリーナだとすると…って、黒賀村事件の全てを知っていれば別に問題ないのか。
ドットーレの煽りに答えた時も、アンジェリーナの死を知っている口ぶりだったし…。
・エレオノールが練習に使ってた「あるるかん」は両腕があったような…。正二が勝に遺し(正二は死んでないけど、便宜上そう言う)、現在のエレオノールが使っているのが、まさしくオリンピアと因縁がある「あるるかん」だよね??
片眼が壊れてるし、片腕がないし…それは正二がそのまま所持してたってこと(アンジェリーナの遺品でもあるし、過去の自分が手伝った人形でもあるから)?
で、その事件以降、アンジェリーナが使用した「あるるかん」とギイのオリンピアは破壊された腕をお互いに持つことになり、やがてオリンピアが持っていたのがナルミの腕になった…ってことなのかな?
なのに、幼少のエレオノールが使っていたものには両目と両腕があって…。
つまり「あるるかん」は2体あるってことになるのかなあ。
まあ、クローグ村の生き残りがマリオネットを制作をする際、まずはお手本である「あるるかん」を模倣して作った=複数体ある…ということは十分に考えられるけど…。
……。
ああっ、謎だらけだっ。面白すぎるっ。続きを読みてぇ…。
今は手持ち分を反復して、ギイ萌えしています…。
今のところ、ルシールの死、正二のプロポーズ、フランシーヌ人形の笑顔、アンジェリーナの死のシーンは必ず、何度読んでも泣く…細かく言うと、グッと来るシーンはたくさんあって、結構な頻度で涙ぐまされてるんだ、実は。
サハラ砂漠篇も、涙の嵐だよなあ。一人ずつに泣かされてる感じ…。
くぅーーー。これが心のデトックスってやつですか。<古っ
■ところで、MacOSX・タイガーに入ってる「オートマータ」って、何をするものなの?
…って調べたら、ルーチン処理をする補助アプリだった。でも重いんだってさ。ふーん。
わたしはタイガーを使わないまま、レオパルドに行きそうな悪寒です…。そうだよ、未だパンサーだよ、悪いかよ。かーーーーっ、ぺっ。


コメント
この「ひらひら」、描く時にえれぇ苦労をしたので、お気に召してなによりざます。メガネは落雷しないセルフレームで。メガネ自体が「何か」であって、不用意に近づくと攻撃されたりするのかも。イヤぁ、コワい!
「月輪」のレビュー、そうそう、掲載されてたね。読んでないけど。アメリカじゃ一度も見たことないんだよね。西に行ってもダメだった…どうせ藤田作品は一般レベルじゃマイナーだよ、と拗ねているわたしです。まあ、もうちょっと探してみるね。どうしてもダメならお願い致しまする。
「ディアスポリス」「新暗行御史」はね、ブクオフ落ちまで待つと思う。「ディアスポリス」毎週読んでるし。「新暗行御史」は次巻か次々巻で完結しそうな感じだから。あそこまでストーリーが来てると、最期の数巻をイッキというのも悪くないです。
「もやし・5」のおまけはオリゼーのストラップ付きフィギュアだってね。うーん、ビミョーだなあ。わたしはぬいぐるみのオリゼーが欲しいです。モフモフが好きなので。5巻はたぶん、通常版を買うと思う。
「もやし」は出版者側がヘンに盛り上げてるのがちょっとイタい。そんなことしないで、マッタリやらせてやればいいのに。
五十嵐さんの新作は、ずっと待ってたのよね(「魔女・2」の発売後からあまり間を空けないで始まった連載なので、結構前からやってるのだ)。もう、まさに「待望の」単行本化。1&2とあったから、たぶん2冊同時だと思う。掲載誌は「魔女」シリーズと同じく、小学館の「IKKI」です。
「ヒストリエ・4」が楽しみ。毎回読んではいるけど、単行本だと背景がちゃんとするからね(笑)
Posted by: ブリスさん | June 5, 2007 1:01 PM
メガネっこ魔王様の、「服」のひらひらっぷりが好きです。
もちろんメガネも。
ところで画伯よ、リスト中の「邪眼は月輪に飛ぶ」ですが、先日近所の本屋で平積みになっているのを見つけましたよ。ちょっと前に新聞の書評欄に載ったので大量入荷していたのかもしれませんです。チャーンスですよー。
そういえば「ディアスポリス」も売ってたなあの店。「新暗行御史」もどこかで見かけたんですが、何巻だったか覚えてなくて…神官、いえ新刊っぽかったですけど。
どれでも、そちらでの確保が難しいようでしたらいつでもオーダーくださいましね。
うわー、五十嵐さんの新刊が出るんですかー!うわー、買わなくっちゃッ!
しかも「1&2」ってなんですかッ? 2冊同時に出ちゃうんですか?
素敵だ…素敵過ぎます。今年の夏は読書三昧するざます。
Posted by: manase | June 5, 2007 12:46 PM